10年前ということは10歳…小学4年生の頃だ。
そんな頃に未来の自分宛に手紙なんて書いてたなんて…すっかり忘れていた。
中学3年の時に書いた、未来の自分宛の手紙は今でも何となく記憶はあるものの、
小学4年の時に書いた手紙は記憶が綺麗に無くなっている。
当時の手紙を大切に保管していた小学校の恩師にも感心させられる…
自分はまだ正式には20歳ではないものの、手紙の入った封筒を見た途端すぐに開けたくなった。
当時の自分が今の自分に何を伝えたかったのか気になって仕方なかった。
けれども、いざ開こうとすると怖くて暫く封筒の封を切れなかった。
けれども、いざ開こうとすると怖くて暫く封筒の封を切れなかった。
やっとの事で決心して開けると、そこには10年前の自分の切なる思いが書かれてあった。その文を記す。
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「10年後の自分へ」
ぼくは、今まで生きていたことをうれしく思っています。
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「10年後の自分へ」
ぼくは、今まで生きていたことをうれしく思っています。
ぼくがいなかったら、10年後の自分はいなかったと思います。
今まで生きていたことが何よりも第一うれしかったです。
平成17年2月2日で10才を向かえたぼくは、大人の20さいになるまで2分の1を切りました。
これから10年後の、平成27年にぼくは成人をむかえます。
その時も自分が生きていたらぼくは、とってもうれしいです。
10年後の自分へお願いです。
成人になってもいつまでも元気でいてください。
成人になってもいつまでもがんばってください。
おうえんしています。
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なんというか、当時から私、何かを察してる感が半端ないです。
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なんというか、当時から私、何かを察してる感が半端ないです。
小学4年で10年後の私を擁護する言葉を羅列するとは…やりおる。
こういうの本当に心に突き刺さりますね。
10年後宛の自分に当時書いてくれた事を思うともうね。しんみり不可避ですよ。
「頑張らなきゃ」って。
静かにそう思いました、はい。
大丈夫。
「頑張らなきゃ」って。
静かにそう思いました、はい。
大丈夫。
色々あったけど私、20歳になっても生きてるよ。
また元気に、頑張ってみる。