logitecという人間は旅好きである。大が付くほどの旅好きである。
昔から全国各地を旅しているのだが、これが中々飽きない。むしろ毎回新鮮だ。
その旅は飛行機で行く裕福な行程のものもあれば、ひたすら列車に乗りまくる過酷な旅まで多種多様に上る。
自分は何故ここまでして全国あちこち旅をするのだろう。何が自分を旅へと誘うのだろう。
それは、そこには風景があるから。そこには風土があるから。そこに会いたい人が沢山いるから。
自分の目で見た事のない世界を見てみたいという好奇心が自分を旅へと誘ってくれているからだ。
そう、旅に終わりはない。ここが旅の終わりなら、ここが旅の始まり。永遠に続くものなのだと私は思う。
そして、新たな旅が今年も始まる…
2012年1月。
年が変わって冬が深まっている最中、友人がふとこんな事を言いだした。
「本場のうどん、食いに行きません?」
その一言で全てが始まった。
2012年3月10日。ついにその計画は実行に移される事に。題して、
「うどん県行ってみた」。
今回も鉄道好きに限らず幅広い世代で親しまれているJR最強の切符 『青春18切符』 を使って
在来線オンリーな旅となります。所要時間なんて気にしない、実にフリーダムな旅になりました(笑)
参加人数は私を含めて、4人。皆さん物好きな方達ばかりですw (こんな旅にも付いてくる位の物好き)
では早速まいりましょう。覚悟はいいですか?
さあ! ぼうけんの はじまりだ!▼
39秒遅刻だぞ(
いつもの如く徳山駅からスタートします。
さすが広島。やっぱり人が格段に多くなりました。過疎地に住んでる私から見ると既に大都会です。
さて、ここで約1時間の乗り換え時間を取るように友人の一人から言われました。何故?それは…
早速うどん…だと…?
まさかのうどん屋、登場。広島駅にして既に「うどん食べ歩き」というものが始まってしまいましたw
でもここで早速アクシデント発生。目的の店がなかなか見つからない!
GPSで位置確認をすると「目的地まであと13mです」の表示…でもそれらしい店が見つからない。
と言う訳で、駅ビルを隈なく探すと何と壮大な間違いに気付いてしまう結果に。階を間違えてただけでした←
さすがGPS。嘘はつかないね!とにかく一件落着というわけで無事に昼食も兼ねて、食べる事が出来ました。
広島という事もあって、うどんはまだ早いんじゃないかと思っていたのですが、
友人が強く勧めるだけの事はあります。かなり美味かったです。ちなみに店名は「むさし」と言います。
どうせならローカル線にしようよ
だって、山陽本線って山ばっかりで面白く無いんだもん← (帰りは通らざるを得ないが)
途中、広駅で乗り換えた後は三原までローカル線になります。
岡山観光
岡山も中々の都会です。さすが巷では、大都会・岡山と言われる程の街です。地元とは比べようがありません。
岡山では岡山城と後楽園を観光しました。普段、岡山は通過してばっかりなので観光するのは初めてでした。
とある理由で逆戻り、倉敷観光
岡山観光の後、何故か今度は倉敷へ逆戻りしますwww 何故か。
それは岡山城が17:30(だっけ?)に閉まってしまうから。
それだと岡山観光するメイン消えるじゃん!(友人達は美術館等には興味が無いのだ←)
と言う訳で、先に倉敷に行くつもりが後になってしまったという事です。倉敷駅周辺の美観地区を目指します。
倉敷の美観地区を巡る頃にはすっかり夕日が傾いてました。
いい感じの写真が撮れたので後に紹介しようと思います。いやぁ、やっぱりこういう街並みとか好きですわ。
サンちゃん、まじ天使(
それにしても…岡山~倉敷間の往復移動には、この快速『サンライナー』が非常に役立ちました。
通常なら20分かかる移動時間を10分に縮めてくれるのです。このおかげで時間が有効に使えましたw
いざ、四国へ
あ、ちなみに瀬戸大橋は勿論、夜なのでうっすらとしか見えませんでしたwww (でも夜景すっごい綺麗でした!
と言う訳で、ついに一行はうどん県へ到着いたしました。おめでとう!わー!(
綺麗なのは駅だけではありません。街がもの凄い都会なんです。そして、街が綺麗に整備されていました。
私達、山口県在住の人間は唖然。四国の脅威の発展力を身にしみて感じました。
「うどん」による財政収入が尋常じゃないんだとか。さすが、「うどん県」と称するだけの事はありますww
とりあえず今夜はさっさと宿に泊まって、駅弁食べて、旅の疲れを取ります。勿論夜中までゲーム三昧でしたが(
2日目
3月11日です。うどん巡り本番という事で、朝は春休みボケな私達には珍しく6時半起床です(
今日はあの日から一年ですね…改めて、東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
それでは、さっそく今回巡る三件の内の一件目です。
なんと言っても値段の安さに驚きます。本場のかけうどんが一杯170円。シンプルなのにすっごい美味い。
サービスで目の前で手打ち姿を見せて貰いました。「さすが本場だなぁ!」って改めて感じました。
二件目です。
ここはマジにお勧めします。今まで食べた「うどん」で一番美味かったです。
隣にあるトッピング類も味付けが独特で「うどん」と非常に合います!
あまりの美味さに気付くと、お店で売ってある麺を友人達も土産用に全員買っていました(笑)
それくらい美味しかったです。土日だったので、開いてる店が少ない中、この店は本当に当たりだと思いました。
三件目です。
あっという間ですが、もう最後となってしまいましたorz
…と言うより、そろそろ腹の調子が限界だという事に全員気付き始めていたのでこれで最後にしましたwww
地域では有名というだけあって、やはりここもとっても美味しい!素朴な味で楽しむ良さが分かります。
数々の店を巡っている内に気付いたのが、やっぱり本場は根本から作りに本気だと思いました。
驚いたのが店内に貼ってある掲示に、
「釜揚げしてから10分立った麺を私達は“死んだ麺”と呼びます。」
と書かれてあった事です。職人の魂を感じました。その魂のこもった一杯は本当に美味しかったです。
気付いたら美味さのあまり、撮影するのを忘れかけてましたww (食べかけで申し訳ないです)
高松観光
メインのうどん巡り以外にも、レンタサイクルで高松市内を縦横無尽に駆け抜けたりしました。
途中、岡山の後楽園に次ぐ日本四大庭園の一つ「栗林公園」にも立ち寄りました。
ここには芸達者な鳥がいて、観客を沸かせました。この子、野生なのに凄い!
わざわざカメラを持った人の前で「撮って欲しい」と言わんばかりにポーズを決めるんです♪
他にも海に行ったりしました。一番最初のタイトル写真はその時に撮ったものです。
写ってる三人の影は今回、私と共に行動した物好きな友人達ですww
いやー今度はフェリーで四国に渡ってみたいですね。
帰路へ
まだ名残惜しい部分もありますが、時間になったので高松を後にします。時間にして13時前。
地元へは19時過ぎに着く事になります。さよなら、うどん県!帰りは寄り道無しで一気に帰りました。
勿論電車内ではゲーム三昧でした(またか
そして地元へ
帰ってきました、我が地元です。高松の煌びやかな内装とは一変、地元は相変わらずです(苦笑)
ですが、いつ帰ってきても地元はホッとします。イタリアの時なんて半分涙ぐんでましたから。
帰る場所があるってのはいいもんですね、ホント。