Wafty’s diary

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秩父鉄道8月脱線事故のSL 整備に半年

8月に脱線事故を起こした秩父鉄道のSL「パレオエクスプレス」ですが、年内に運行再開出来ないみたいです。
8月の事故後、電気機関車が客車を引く特別列車を運行させている秩父鉄道ですが、
秋の行楽シーズンを控え、秩父観光への影響も大きいと思われます。



秩父鉄道によると、蒸気機関車各部の点検整備と組み立てに半年程度かかるため、
来年3月下旬の運行再開を目指す予定。

秩父鉄道は、東日本各地のSLや電車を修理しているJR大宮総合車両センター
早期の整備と組み立てを依頼し、協議を重ねてきた。
ところが、JR側によると、センターでは別のSLの修理が先に決まっていたため、
パレオエクスプレスをすぐに受け入れることは困難という結果に。

事故は8月6日、熊谷市大麻生の秩父鉄道広瀬川原熊谷工場で発生。
秩父鉄道によると、ポイントを切り替える際の係員の確認不足が原因。

パレオエクスプレスは春先から初冬までの週末を中心に、熊谷駅―三峰口駅間を1往復する観光列車。
年間約6万人が乗車し、秩父鉄道にとってはドル箱。機関車はこの春、8年に1度の分解修理を終え、
現役復活から25年目を迎える。記念に改装された客車も人気だった。
秩父夜祭秩父市で開かれる12月3日が年内の最終運行日の予定だった。
同社はこの日まではパレオエクスプレスの客車4両は電気機関車が引いて走らせる。