数年前から私の家族は仕事上の都合もあり離れ離れとなっていますが、
一年の終わりと年明け、盆の僅かな数日だけは顔を合わせる事が出来ます。
かつて家に帰れば毎日、家族が出迎えてくれました。今はそんな風景は年に数日しかありません。
皆、バラバラになっていきました。だから、こんな僅かな時間でさえも今はいとおしく感じます。
親が京濱伏見稲荷神社の絵馬を持って帰りました。
後で現地に帰って飾るそうです。一つの絵馬に、家族全員で一言ずつ願いを書きました。
「元気に1年過ごせますように…」
「穏やかで健康に過ごせる一年でありますように」
「健康に過ごし実りある一年となりますように」
「家族全員が健康で元気で過ごせますように」
『ったく、どれも似たようなもん書きやがって~(笑)』
思わず笑ってしまいました。
けれど、
考えることは皆同じなんですね…
私は人生であと何日、家族と会えるんでしょうかね。
そう思うと何だか少し寂しいです。
失ってからではもう遅いんです。
こんな僅かな時間でも
今を大切に過ごしたいものです。
いつまでも一緒にいられる保証なんて何処にも無いのですから。