Wafty’s diary

情熱は止まらない 私達は進み続ける

Making for "神様にもシフトがあります"

ここでは、個人的にデジタル画の記録用として
『神様にもシフトがあります』 のメイキングを載せておきます。 



私がデジタル画の制作で使ってる諸々
・マウス
・スキャナー (EPSON EP-802A)
Microsoft Paint (MSペイント。PCに入ってるペイントツール)
Corel Paint Shop Pro Photo XI
(ペイントショップ。フォトショの親戚みたいなもので、私のVistaには初期から予め内蔵されていた)
・フリー素材の背景

です。

ペンタブは今も持ってません。
だって買うの高いし、買ってもあんまり変わらなさそうだし、頻繁に使わなさそうだし。
10万円位するもの買うなんて僕どんだけバイトしなけりゃならないのさ…汗

ま、色々ややこしいわけです。

では私のやり方説明~



1. 予め鉛筆もしくはシャーペンで描いた下描きをスキャナーで読み取ります。

イメージ 1




2. MSペイントの曲線ツールを使い、外線を地道にマウスでなぞっていきます。

イメージ 2



3. 線が描けたら今度は、線以外の全ての空間を“完全に”真っ白に塗ります。

下描き部分が全て消え、全て塗り終えたら必ず一端 PNG形式 で保存しましょう。
絶対にJPEG形式で保存しないでください。再編集時に上手く塗れなくなります。)

イメージ 3



4. MSペイントで大まかに色を塗ります。
実物で影が発生すると想定される部分(特に服のシワとか)は予め、塗り分けておくと良いです。
影の描写に、こだわるか、こだわらないかで作品の完成度に大きな差が出ます。

イメージ 4


5. Paint Shopで、グラデーション効果とスカートのデザインを指定します。
グラデーションによって自然な色の質感を出していきます。一端、影は消えてしまいますが、
イメージは先程つかんでいますので、あとで再び影の部分をMSペイントで修正すれば良いのです。
スカートのデザインは、配布されている実際のスカートデザイン素材をモデルに、切り貼りしたものになります。

イメージ 5



6. Paint Shopのパターン描写ツールも使って塗ってみましょう。
上級技ですが、高度なデザインにしたい時はフリー素材を参考に、パターン化で塗ることができます。

イメージ 6


7. キャラクターのトレードマークを決めましょう♪
今回は彼女の場合、トレードマークはニット帽です。季節は冬頃を想定。
トレードマークはキャラクターの印象を引き立てます。どうせなら綺麗な物にしたいですよね♪

イメージ 7



8. どんどん塗っていき、余計な線はその都度、消していきましょう。
こだわれるところは、とことんこだわりましょう!時間は掛かりますが、粘るのも絵の魅力の一つです。
こだわる分だけ絵の完成度は、より高度なものになります。

イメージ 8



9. 背景はフリー素材を参考使用。状況に応じて最後の仕上げをしましょう。

イメージ 9



完成!



長かったでしょう
見るのもだんだんめんどくさくなるでしょう
自分でも分かります 何でこんな長くしたんだろうかと
 
というわけで最後まで見て頂きありがとうございました
これが誰かの役に立てばいいなと思っています








P.S.

「なんだこれ!デジタル画、難しすぎるだろ!」という声やお気持ち、非常によく分かります。
確かにくっそメンドイです。特に今回紹介した方法は、ペンタブを使わないので…汗

そのために次回は 『手書き画編』 をご紹介します。
東京に行く前に、ちゃちゃっとイチからシャーペンで描いた手書き画を
次回載せますのでメイキングの方も合わせてご覧いただければ幸いです。