Wafty’s diary

情熱は止まらない 私達は進み続ける

※The 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake

◆お知らせ◆
2011年5月27日にトップページは通常版に変更いたしました。
今回の震災で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、
犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。
被災地の早急な復興と皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。

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The 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake

2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒。
日本の三陸沖(牡鹿半島の東南東約130km付近)の深さ約24km(暫定値)
マグニチュード (Mw) 9.0(暫定値)の西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型(CMT解)、
太平洋プレートと北アメリカプレート境界域における海溝型地震が発生した。
この地震が発生した日、気象庁はこの地震を「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名した。
 
このM9.0という地震の規模は、1923年(大正12年)の関東地震関東大震災)のM7.9や1994年(平成6年)の
北海道東方沖地震のM8.2を上回る日本国内観測史上最大、アメリカ地質調査所 (USGS) の情報によれば
1900年以降、世界でも4番目のものとなった。
 
この地震では、本震および余震による建造物の倒壊・地すべり・液状化現象などの直接的な被害のほか、
津波、火災、そして、福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質漏れや大規模停電などが発生し、
東北地方を中心とした甚大な一次被害のみならず、日本全国および世界に経済的な二次被害をもたらした。
 
警察庁発表による死者及び届出があった行方不明者の数は合わせて2万人を超えており、
津波被害を受けた東北地方の太平洋沿岸を中心に関東地方や北海道でも死傷者が出る事態となっている。
日本災害史におけるこの死者・行方不明者数は関東大震災の10万5,385人に次ぐものであり、
阪神・淡路大震災の6,437人を優に超える。過去に前例の無い未曾有の災害となった。
◆2011.3.11 埼玉県 越谷レイクタウン内  本震発生時
 
 
 
 
◆2011.3.11  青森県 おいらせ町 百石漁港  大津波到達時
 
 

本震発生の3月11日から約一ヶ月後の4月12日まで、震災による被害等の一連の記録です。
現在も震災の傷跡は至る箇所で残っています。被災地の早期復興を心よりお祈りいたします。がんばろう!日本!
 
3月11日
本日午後2時過ぎ。やはり起きてしまった……大地震
以前からM5級の地震が何度も発生していて嫌な予感がしていたが…まさか本当に起きるなんて…
想定外の被害・津波をもたらしたこの地震は、東北地方太平洋沖地震と呼ばれる事になる。
宮城県北部で震度7震源地は三陸沖で、震源の深さは約10km。
地震の規模は日本観測史上最大のM9.0を記録した。
今回の東北地方太平洋沖地震発生で日本中が大混乱に陥っている。
各地の至るところで倒壊、停電、火災、津波等の被害が発生。
現在も強い余震が続いており、厳重な警戒が必要だ。
今回の地震で死者は4桁に達すると言われている。(後日死者の数は5桁を超えた。)
ショックだった。特に釜石と名取のあの津波映像。
車が次々に波の中に消えている。船が陸を動き、90度に傾いて流れている。
ビニールハウスが一瞬で消えてゆく。集落ごと全て何もかもが消えてゆく。
明らかに人が乗っていたはずの車が目の前で消えていった……
言葉を失った。テレビ越しなのに凄く恐怖を感じた。
そして気が付くと心の中で泣いている自分がいた。
 
3月18日
あの日から1週間…
戦後最悪の災害となった東北関東大震災。日々次第に明らかになってくる被害の全様。
お前らに何が分かるんだと扱われる西日本の人間は自己嫌悪の毎日が続いています。
世間では節電を呼び掛けていますが、西日本では節電をしてもほとんど意味が無いのです。
何故なら西日本の電力は周波数の違いから東日本への提供が困難なのです。(60Hz帯と50Hz帯の関係)
義援金寄付と祈ることしか出来ない自分を許して下さい…何もできない自分に苛立ちと悔しさが募ります…
被災者の皆様の無事と早急な復興を心からお祈り申し上げます。
絶対に立ち直れます。決して希望の心を捨てないで下さい。私たちは1億2700万人全員で一つです。
 
3月23日
一昨日、被災された方々の心理状態が身にしみて感じるようなメールが
つくば市に住む知人から届きました。ありのままを下に記します。

世の中地震についても、福島原発についても徐々にですが関心が薄れているようですが
被災地および原発近隣にとっては、降り始めた雨も含め不安は消えていません。
つくば市では地震発生当日から電気、水道がとまり復旧にほぼ4日を要しました。
が、物流も回復してきています。ガソリンも3時間くらい並べば給油できるようになりました。
しかし放射性物質は、どうしようもありません。自治体、研究所などが測定結果を発表しています。
政府やテレビは「直ちには障害がでない」と言い続けていますが、
時間当たりの放射線値のことだけを言っていて、
正確には「すぐには障害は出ません。」と言うべきではないかと思います。
食品の汚染も報告され始めていますし、飲み水についても影響が出るでしょう。
不安を煽りたいわけではありません。40歳以上は被爆の影響が出る前に寿命とも聞きますが、
若い方には待避して欲しいと思います。問題無い、と繰り返すだけの報道ではなく、
放射線で個人が被曝する量、個人が計算でき、それによって避難するかどうか
自分で決められる情報が欲しいと思います。
現役世代は、仕事を投げ出す覚悟と経済的余裕も必要となるでしょう。
つくば市は国の研究機関も多く、外国人が多いのですが、被曝を恐れて帰国しています。
東北関東大震災復旧に全力を注ぐべき時期に、福島原発のことで振り回されてよいとは思いませんが、
どうぞ皆さん、両方に対して関心を失わないでください。これからの動きを、しっかりと見続けてください。

 
3月29日
 
4月1日
震災から3週間。原発事故問題は長期化し、終息の見込みは未だありません。
周辺地域は放射線放射性物質の不安が募る日々が続いています。
直接的被害と同時に、風評被害も深刻になっています。
しかし、日本は確実に一歩一歩復興への道を歩み始めています。
例えそれが何日かかろうが何ヵ月かかろうが何年かかろうが日本は必ず復興出来る。
私はそう信じています。
今日、週刊誌で大きな大きな桜の写真を見ました。その桜は言葉に出来ないほど、とても綺麗でした。
そしてふと、その撮影場所が書かれてある所を見ると、そこには「福島県・三春町」と書かれてありました。
まるでその桜は被災地にエールをおくっているようでした。本当に感動しました。
桜はどんなに厳しい冬でも必ず春になれば咲く。
この桜のように日本も咲き誇る日々がきっといつかやって来る事を信じています。日本よ、舞い上がれ。
 
4月9日
東日本大震災の被災地は11日、地震発生から1カ月を迎える。
約16万人が避難生活を強いられ、3万人以上が県外に避難している。
死者は1万2915人に上り、1万4921人が行方不明。
9日は岩手県陸前高田市仮設住宅の入居が始まるなど復興に向けた動きも進むが、
7日夜の大きな余震でライフラインは再び損傷。建物被害などがいまだ調査中の自治体もあり、
未曽有の災害の全容は明らかになっていない。
 
4月11日
東日本大震災の被災地は今日、地震発生から1カ月を迎える。
発生時刻の午後2時46分には、避難所など被災地の各地で黙とうがささげられた。
警察庁によると、11日午後3時現在、東日本大震災による死者は1万3127人となった。
最も多いのは宮城県で8017人。次いで岩手県の3822人、福島県の1226人などとなっている。
行方がわからなくなっている人は、宮城県で6387人、岩手県で4721人、福島県で3236人など
計1万4248人となっている。死者と行方不明者の数は、計2万7475人となった。
また、14万5632人が避難所での生活を続けている。
そして、避難生活を送る人たちには疲労の色が濃くなっている。
被災地では今日も強い余震が発生し、一時津波警報も発令された。
本震発生から1カ月経った今も地震の余波が続く中、
被災地ではいまだに、失った家族や思い出を探す人たちの姿が絶えない。
 
4月12日
政府は今日、東京電力福島第1原発1~3号機の事故について、原子力施設事故の深刻度を示す
国際評価尺度(INES)で、最も深刻なレベル7(暫定)に相当すると発表した。
1~3号機では東日本大震災に伴い、原子炉や使用済み核燃料プールの冷却機能が失われ、
水素爆発などで大量の放射性物質が外部に放出される事態に陥っている。
史上最悪の原発事故と言われた86年のチェルノブイリ原発事故(旧ソ連)と同じレベルに並んだが、
経済産業省原子力安全・保安院によると、放出量は同事故の約10分の1とみられるという。
チェルノブイリ事故で放出された放射性物質の量は520万テラベクレル
(ベクレルは放射線を出す能力の強さ、テラは1兆倍)。これに対し、今回の事故で放出された量を、
保安院は37万テラベクレル、内閣府原子力安全委員会は63万テラベクレルと推定している。
今日も被災地では午後2時17分頃に福島県浜通り震源とする震度6弱の余震が発生し、
一昨日辺りから余震活動が再び活発になっている。揺れによって土砂崩れの危険も高まっている。
警察庁によると、12日午前10時現在、警察が確認した死者は余震を含め12都道県で1万3219人。
また、宮城県南三陸町の行方不明者632人が新たに計上され、行方不明者は1万4274人になった。
死者と行方不明者は合わせて2万7493人。負傷者は4724人、全壊建物は9都県で5万2781戸。
これにより、不明者が計上されていないのは宮城県仙台市東松島市の2市になった。

被害( 注: 2011年9月11日現在、警察庁発表。)
 
日本国内
死傷者15,782人 行方不明者4,086人 負傷者5,932人
日本国外
死者2人 行方不明者5人