Wafty’s diary

情熱は止まらない 私達は進み続ける

其の弐拾陸

其の弐拾陸
『ドゥオモがくれたもの』

8月20日(朝食○ 昼食自由 夕食自由)
8:30 :ミラノ市内観光と『最後の晩餐』鑑賞またはブレラ美術館見学
●ドゥオモ、ビットリオ・エマヌエレ2世ガレリア、スフォルツェスコ城の中庭、スカラ座など
  おしゃれな街ミラノの見どころをめぐる
●サンタ・マリア・デレ・グラッツィエ教会にてレオナウド・ダ・ヴィンチの傑作『最後の晩餐』を鑑賞(入場/約15分)
  または、15~18世紀の作品が充実したイタリアを代表するブレラ美術館(入場/約1時間)を見学
16:00 :自由行動
●観光後、市内にて解散                         (ミラノ 泊)【ベストウエスタン・ガッレス】

サンタ・マリア・デレ・グラッツィエ教会にてレオナウド・ダ・ヴィンチの傑作『最後の晩餐』を見た後は、
バスで再びスカラ広場へ移動後、自由行動となります。故に、これが最後の自由行動となるわけです
 
と言う訳で、ここからはショッピングタイムです。最後ですしw
ドゥオモ近くの建物でショッピングを楽しむことになります。ちなみに色んなもの買いましたー♪(・ω・)
鞄や服、調味料類等など…まぁ、とにかく色々一通りショッピングを楽しみましたww
 
そして最後に再び、ドゥオモ(教会)へとやってくるわけです。何故かって?
何故なら…ドゥオモの上へ上がれる事が午前中、分かったからです。
「登れるなら登っちゃうよ!(・ω・´)←」
最後の場所に相応しいと思いましたw
 
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丁度、ここも工事中で足場があるのが少し残念ですが 「上から見る風景はきっと凄いに違いない!
…という謎の期待を寄せて早速、登りますw
 
驚いた事に、このドゥオモにはエレベーターがありますw (勿論、随分旧式のエレベーターですが)
一気に随分上までやってきました。そこから歩いて屋上へと向かいます。通路は狭いのでお気をつけて。
ちょっとした探検気分を味うのには丁度いいのかもしれません。西日が「キラッ☆」…眩しいですw
 
イメージ 2
 
近くで見れば見るほど、改めて建物の造りが凄い事に気付かされます。
 
イメージ 3
 
こうやって撮るとまるで無限ループみたい…って、ホント凄い造りだよなぁ……
 
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私達が来れる一番上の場所までやってきました。事実上、ドゥオモ最上階となります。
よく見ると幾つもの塔の上には…人の像が建っています!
 
 
ちなみに一番上に建っている金色に輝く像は聖母マリアです。
近くでその姿を見ると、かなり大きいらしいですよ。
 
イメージ 5
 
 
最上階から街の方向を見ると、素晴らしい絶景が広がっていました。ミラノ市が一望出来ます!!!
 
イメージ 6
 
建設ラッシュが続く、遠くのビル群もくっきり見えます。ミラノが発展している事を象徴するかのようです。
実際、ミラノは安定的ではありませんが現在も順調に成長を続けていてビル建設も増えているのだとか。
 
そんな景色に見とれている矢先、私は誰かに声をかけられます。
 
振り返ると、そこには一眼レフカメラを持った二十歳前後と見られる青年がいました。
ジェスチャーで 「写真を撮ってくれませんか」 と私に伝えてきました。
どうやら向こうも英語が母国語では無さそうな感じでした。ドイツ系の方かな?
こんな所で英語が活躍するとは夢にも思っていなかったと今更思った自分。情けねぇ…w
 
でも、何故彼は自分に頼んだんだろう…他にも人は沢山いるのに……
すると、考える間も無く兄者が突っ込みます。
 
 
「そりゃあんな体勢で撮ってれば写真撮るの上手いって思われるだろw」
 
 
あ。
 
 
いい構図を撮るためにあちこち移動しながら撮っていた事に今更気付いた自分でした。そりゃ不自然だわなww
でも、彼にとってみればその不自然さが逆に「この日本人、写真撮影が上手い」と感じてしまったのでしょう。
…………ありがたい事ですwwwwww
 
なので、ちゃんと真剣に撮らせてもらいました。
彼の一眼レフカメラは実に良いカメラでした。自分のデジカメとは比較にならない程です。
撮った後、彼にカメラを返します。
彼のカメラは一眼レフでもデジタル機能も付いているようで、すぐに確認している様子でした。
 
「OK?」
「Yeah, That's great !  Thank you !」
 
嬉しい事言ってくれるじゃないの…(´;ω;`)
彼は満面の笑みで答えてくれました。そして、握手までしてくれました。本当に嬉しかったです!><*
 
 
そんな不思議な体験がドゥオモでは繰り広げられたのでした。
 
不思議なものです……
 
 
 
イメージ 7
 
 
“彼女”の姿まで見えたのですから―――――――――――――――――
 
 
 
本当に不思議なものです………
 
ドゥオモがくれたものは、かけがえのないものでした。
 
 
 
 
 
ありがとう。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次回、イタリアを振り返って
其の弐拾漆に続く。
 
旅もいよいよクライマックスです。