と、言えば皆さんご存じ 西大山駅 ですよね。
(ちなみに親はこの駅名を最初、 「にしだいせんえき」 という山陰っぽい読み方をしていた)
普通鉄道(通常の軌条を用いた鉄道)の駅としては従来どおり日本最南端と言えます。
この西大山駅は駅巡りをする人々にとっては外せない駅となっていて、今でも多くの観光客がやってきます。
この間、その西大山駅に行ってきました。
遠くに見える山は、開聞岳。
薩摩半島の南端に位置する標高924mの火山で、見事な円錐形の山容から別名、薩摩富士とも言われます。
駅からは開聞岳がよく望めるので、「最南端」の標識や車両と組み合わせてポスター用写真などの被写体としてしばしば取り上げられています。また、駅付近にある「西大山踏切」は日本最南端の踏切です。
下り列車進行方向(枕崎方面)に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅となっています。
無人駅で駅舎はなく、駅北側に漬物工場 (直売所兼観光案内所併設。当駅到達証明書の発行も行っている。営業時間8:00~17:00) があるだけで、周囲には畑が広がっています。このため秘境駅とも言われていますが、周辺は平坦で国道226号もそばを通っているため、アクセスは容易です。
現在、日本の 「端の駅」 と呼ばれる駅は
丁度列車がやってきました。
一部の列車では数分の停車時間を取り、記念撮影する余裕をもうけるという乗客サービスを行っています。
列車が来る時間になると、駅は結構多くの人が来ます。観光目的でこの駅に来る人も多いみたいです。