Wafty’s diary

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明日、ラストラン

300系100系新幹線引退
東海道・山陽新幹線から2つの新幹線車両が姿を消す。300系100系である。
 
300系車両は、1992年の「のぞみ」の運用開始に合わせて投入された。
最高速度をそれまでの時速220キロから現在の東海道新幹線と同じ時速270キロに上げ、
東京~新大阪間を2時間30分で結んだ。1120両が製造され、より高速な新幹線車両として活躍。だが、
車両の老朽化に加え、省エネルギー面での弱さや無線LAN設備に対応できない点もあり、引退を迎えた。
 
 
100系車両は、東海道・山陽新幹線の2代目車両として、1985年にデビュー。これまでに1056両が製造された。デビュー以来、「ひかり」での運行を中心に、主力として走り続けたが、高速ダイヤに対応できる車両ではなかったため、2003年に東海道新幹線からは引退。その後、山陽新幹線で「こだま」として定着するも、後継の車両も「こだま」の運用を始めたため、出番が減少。今春で退くこととなった。
 
デビュー年が異なる300系100系。それらが同じ2012年3月16日に引退するということで、
ラストラン列車のきっぷは、2月16日午前10時の発売開始後1分で完売した。
ラストランにちなんだツアーやグッズも人気を集めている。
 
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定期列車としての最終運行は、100系が3月14日の「こだま766号」(博多19時46分発、岡山22時48分着)、
300系が3月13日の「こだま727号」(岡山6時50分発、博多9時53分着)。既に運行を終了している。
 
臨時列車としての最終運行は、
100系が3月16日の「ひかり445号」(岡山11時43分発、博多14時29分着)、
300系が3月16日の「のぞみ609号」(新大阪10時52分発、博多13時28分着)。実質これがラストランとなる。
 
100系ひかり445号(臨) 全車指定席6両
岡山 11:43発
広島 12:46発 (のぞみ19号による追い抜き:N700) (のぞみ21号による追い抜き:N700)
徳山 13:27発
新山口 13:43発
小倉 14:09発
博多 14:29着
 
300系のぞみ609号(臨) 全車両指定席16両
新大阪 10:52発
新神戸 11:06発
西明石でひかり463号を追い抜き:700)
(姫路でこだま745号を追い抜き:500)
岡山 11:40発
(東広島でこだま743号を追い抜き:700)
広島 12:19発
小倉 13:10発
博多 13:28着
 
 
 
3月17日以降、東海道新幹線は、700系、N700系
山陽新幹線を走る車両は、500系、700系、N700系のみとなる。
 
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