Wafty’s diary

情熱は止まらない 私達は進み続ける

×日本一新 ○日本一心

私、あの震災後以降、特にそう思うようになりましたね。
政権争いだとか問責決議云々してる暇があったら、一刻も早く完全な被災地支援を実現させたり
日本の借金を減らすように対策をするだとか、もっと大切な事があるんじゃないでしょうか。はい。

さ、次のニュース行きます。(決して何かの報道番組では無い)



まずは此方。

最近、歩行者に車が突っ込む事故が多いですね。今日だけでも悲惨な事例が2件も発生しました。
27日午前7時半すぎ、千葉県館山市で通学中の小学1年、山田晃正(こうせい)君(6)が軽ワゴン車に
はねられ、死亡した。バスを待っていた保護者や近所の人によると、山田君は今年入学したばかりで、
一列に並んだ4人のうち、山田君が最も道路寄りでバスを待っていた。山田君の母親も見送りのため近くにいた。
そこに、館山市中心部へ向かう青い軽ワゴン車が、スピードを落とさないまま右カーブを曲がりきれず
突っ込んだ。車は車体下部に山田君を巻き込み、さらに25メートルほど進み、ブロック塀に衝突するなどして
止まったという。

すぐ近所の人が集まって山田君を車の下から助け出した。「ドーンという大きな音と悲鳴がした。
地震かと思い外に出た」という近所の女性によると、数人の男性が軽ワゴン車を持ち上げて山田君を
救出したが、意識はなかったという。

近くの自宅にいた主婦(65)は「ドン」という音の後、大きな泣き声を聞いて現場に駆けつけたところ、
山田君とみられる男の子が道路に横たわっていたという。
「女の人が男の子に覆いかぶさって『お母さんだよ!目を開けて!』と泣き叫んでいた。本当にかわいそうだった。
運転手の男性は車の下にあったランドセルを引っ張り出すと、土下座して母親に謝っていた。
白いTシャツと黒いジーパン姿だった。後はどうしていいかわからない様子で、裸足でうろうろしていた」と振り返った。

事故現場近くに住む女性(78)は「通行量の多い道ではないが、歩道が車道と分離されていないので、
子供は特に注意してほしいと思っていたところだった」と話した。館山市教育委員会などによると、
バスを待っていた4人は1年生3人、3年生が1人。普段から一緒に登校していた。




27日午前7時15分ごろ、愛知県岡崎市鉢地町開山の県道交差点で、集団登校中に横断歩道を渡っていた
市立本宿小の児童4人の列に、軽ワゴン車が突っ込み、3年生の女児(8)と5年生の男児(10)がはねられた。
女児は左足の骨を折り重傷、男児は顔面打撲で2週間のけが。他の同小6年の男児2人にけがはなかった。

県警岡崎署は、運転していた同市鉢地町沢口、会社員、冨田大智容疑者(24)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕した。冨田容疑者は出勤途中で「ぼんやりしていて気づくのが遅れた。慌ててブレーキを踏んだが、路面がぬれていてスリップした」と話しているという。同署によると、事故当時、現場は霧雨が降っていた。

同署によると、けがをした児童2人は集団登校の列の後部を歩いており、交差点に信号はなかった。
本宿小によると、児童4人は、右から来た別の車が横断歩道の手前で止まってから横断を始めた。
しかし左から冨田容疑者の車が突っ込んできたという。

現場は岡崎市中心部から南東約12キロの山間部。現場近くの飲食店の男性店主(69)によると、「ドン」という音が聞こえて店から外に出てみると、男の子が顔から血を流して立っており、女の子が車の下に横たわっていた。
女の子は額に大きなこぶができて顔から血が出ており、運転手は女の子を介抱しながら携帯電話で話していた。子どもたちはパニック状態で皆泣いていたという。
店主は「4人が集団登校する姿はいつも見かけていたが、こんなことが起きるとは」と驚いていた。

本宿小の宇都宮森和教頭は「京都・亀岡の事故を踏まえ、集団下校時に職員が付き添うなどして通学路の安全を確認していた。そのさなかの事故で驚いている。安全対策について見直しを検討する」と話した。




相次いで起きた今回の2つの事故。
共通するのは被害者が登校中の子供。そして、容疑者が20代男性という点です。


ちなみに、京都・亀岡で起きた事件は連日の報道で全国的にもよく知られていると思います↓
京都府亀岡市府道で23日、軽乗用車が集団登校の児童らに突っ込んだ事故で、重体だった市立安詳小2年の小谷(おだに)真緒さん(7)と、別の女児の母親の松村幸姫(ゆきひ)さん(26)が死亡した。
一方、車を運転していた無職の少年(18)=自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕=が
「運転中に居眠りした」という趣旨の供述をしていることが府警への取材で分かった。捜査関係者によると、
軽乗用車は少年の知人のものだという。府警は少年の無免許や居眠り運転が事故原因とみて、容疑を自動車運転過失致死傷に切り替えて調べている。
また、車に同乗していた大学1年の少年(18)=京都府南丹市=と専門学校生の少年(18)=亀岡市=を
道交法違反(無免許運転)のほう助容疑で逮捕した。2人の逮捕容疑は23日午前7時半ごろ、運転の少年が無免許と知りながら、自宅まで送るよう頼んだ、としている。いずれも容疑を認めているという。
この2人も車の免許を取得していなかった。



この事件では後に、被害者側の個人情報が容疑者側に漏れていた等の問題が起こった事で
一時騒動となりました。


しかし、これにも被害者が登校中であった事と容疑者がやはり20歳前後の男性である事が当てはまります。
今日の2つの事故に加え、亀岡の事故全てに共通するということになります。

つまり、何が言いたいのかと言うと、
通学時の安全確保に問題があるのではないと言う事と、20歳前後の男性に
運転時の危機意識が欠けている方が多いのではないかと言う事です。

前者については、既に対策が取られようとしています↓

集団登校の列に車が突っ込む事故が相次いでいることから、平野博文文部科学相
27日の閣議後会見で、全国の通学路の安全状況について各教育委員会を通じ報告を求める考えを示し
「意見交換しながら通学路の安全に取り組みたい」と語った。


しかし、後者については完全に個人の危機意識の問題です。
いくら事故とは言え、人を傷つける事に変わりはありません。死亡させたら事故ではなく、事件になります。
その事を運転者は肝に銘じておかなければならないと思います。

勿論、歩行者側も「常に危険と隣り合わせ」という意識を持つ事が大切だと思います。
お互いが危機意識を持つ事こそ、このような悲惨な事故を減らす最大の事故防止になるのではないでしょうか。