Wafty’s diary

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蒸気機関車が走る!! 秋田県でC61形20号機が秋田駅~東能代駅間を勇走

秋田駅東能代駅間で蒸気機関車C61形20号機が「SLあきた路号」と題して走行することになりました。
期間は10月20日(土)、21日(日)の2日間、1日1往復の運行。車両編成はC6120+12系客車6両、全車指定席。
指定席料金は大人510円、子供250円。指定席券の他に乗車券も必要です。
全国のJR指定席券取扱い箇所で発売され、発売開始は利用1か月前の10:00からとのこと。
発着駅は秋田、土崎、追分、大久保、羽後飯塚、井川さくら八郎潟鹿渡森岳東能代というルート。
片道全ルート乗車で約2時間強のSLの旅を楽しむことが出来ます。
参考までに秋田駅東能代駅までの料金は、大人1人乗車券と指定席券合わせて1,460円。

さらに「SLあきた路号」運行記念入場券セット(硬券)も販売されます。
販売場所は秋田、土崎、追分、八郎潟東能代の各駅で、料金1,050円。
10月20日に販売開始となり、販売総数2,000セットが無くなり次第、販売終了。1人10セットまで購入可能。
C61形蒸気機関車は、昭和22年~24年にかけて製造された蒸気機関車。通称「シロクイチ」。
デゴイチとして知られているD51形のボイラーを流用して製造されました。


今回走行するC61形20号機はD51形1094を三菱重工業が改造したもの。
石炭をボイラーに自動的に供給できる装置メカニカルストーカーが日本の機関車として初めて採用されました。
C61形20号機は昭和24年に完成後、青森機関区、仙台機関区、九州の宮崎機関区で運用され、
走行距離は実に約287万キロにのぼっています。東北地方で運用されていたときには、東北地方初の特急列車「はつかり」のほか、夜行列車「はくつる」を牽引した機関車でもあります。

昭和48年に廃車後、静態保存機となりましたが、動態復元が決定されて平成23年に復元を果たしています。
「SLあきた路号」運行の詳細は JR東日本秋田支社 のHPを参照。