Wafty’s diary

情熱は止まらない 私達は進み続ける

【大井川鉄道】そこは不思議の国でした (第8回)

中部電力補助金が絶大、大井川鉄道を訪ねる旅。第8回です。

今回は井川線秘境駅の一つ、「ひらんだ」の秘境っぷりを体感していただこうと思います。


◆2日目途中(第8回)までのルートです。

ひらんだ 9:19
(徒歩2分) 【接阻湖・奥大井接岨湖カヌー競技場】 (徒歩2分)
ひらんだ 10:24
↓(大井川鉄道 井川線 井川方面)



漢字では「平田」(ひらんだ)と書くが、難読のため駅名は平仮名とすることとなった。
単式1面1線のホームを有する地上駅。1990年(平成2年)10月2日、長島ダム建設に伴う新線上に開業―――

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何も無ぇ!(笑)
だがそれがいい。あるのは目の前にある接阻湖だけです、まさに秘境駅

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よく見ると道路が下に沈んでますね。まるで映画のセットみたい。実はこの道路、まだ下があるんです。
長島ダム建設に伴って下の集落が沈んでしまった名残と言われています。

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つまりこの下には昔、建物があったのです。とても今じゃ想像出来ませんよね。

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同行者のもう一人が上に登っていきました。
如何に、ここが大きいダム湖かを示したいそうなので私は下に残って撮影です(笑) うーん、確かにデカイ!

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撮影した後、私も上に戻るために登ります。するとふと足元に、こんなマークが。

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2003年の第58回国民体育大会 『NEW!!わかふじ国体』 ですね。
奥大井接岨湖カヌー競技場として使われる場所ですから、国体ではカヌー競技の会場になったと思われます。


その時は、ここもかなりの人達が来て盛り上がったんでしょうね。

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ダム湖の隣にカヌーが積み上げられていました。台車には 『川根高校』 の文字。
カヌー部の練習場所なんでしょうね。帰りにここを通過するときには練習風景を見る事が出来ました。

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駅に戻ってきました。駅名板には海抜485mの表示。崖沿いに無理やり作ったような駅ですね。

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電車は片方向に対して、1時間に一本のペースです。比較的、列車の本数は多いように感じます。

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どうせ待っているだけではつまらないので、トンネルの中が気になるのでちょっとだけ見てみました。
本当は危ないのですが、列車が来る気配が全くないので少し中を散策。
トンネルの中は夏とは思えない程、涼しいです。トンネルには大井川鉄道の写真パネルが展示されています。

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せっかくなのでトンネル出口に一番近いパネルを撮影。これは次に行く、「奥大井湖上」ですね。
こう見てみると凄い所にある駅というのが分かりますね。楽しみになってきました。

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トンネルの中から見る、ひらんだ駅

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トンネルの外へ出て逆方向から撮影。ずっと見てると何だか不思議な気分がしてきます。
確かに何も無いって言えばそれまでですが、こういう体験って逆に少ないので貴重だと思います。

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“ヒョォォ…ゴロゴロゴロ…”
千頭方面の列車がやってきました。でも、これは見送ります。
私達が次に向かうのは「奥大井湖上」なので井川方面の列車に乗ります。

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さて、井川方面の列車が来たので乗りましょう。
次に向かうのは陸の孤島奥大井湖上です!





第9回に続きますノシ