Wafty’s diary

情熱は止まらない 私達は進み続ける

【大井川鉄道】そこは不思議の国でした (第11回)

人生No.1路線、大井川鉄道を訪ねる旅。第11回です。

今回はいよいよ井川線の終点、「井川」に到達します。65キロの旅も終わりに近付いてきました。


◆2日目途中(第11回)までのルートです。

途中の 「閑蔵」 から掲載。
↓(大井川鉄道 井川線 井川方面)
井川 13:24



「接阻峡温泉」を出発した私達が辿り着いた駅は、「閑蔵」
しんぞうでも、じんぞうでもなく、かんぞう。(←これが一回言いたかった)

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ご覧の通り、周囲は鬱蒼とした森林に囲まれています。大自然の中にある駅ですね。空気が美味しいです。
何でこんな所に線路引いたんだ?っていう気持ちになってしまいます(笑)

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対向列車がやってきました。ここで列車のすれ違いを行います。

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静かな駅に、束の間のエンジン音が響き渡ります。

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すれ違いを済ませた後、列車は「閑蔵」を出発します。いよいよ次は終点の「井川」です。
標高もかなり高くなりましたね。下に見える川が凄く小さく見えます。

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ラストスパートを切るかのように列車は一気に進みます。トンネルの数も急に多くなりました。
トンネル、トンネル、またトンネル。車輪の軋む音がトンネル中に響き渡ります。耳を突きさすかのようです。

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そして列車は、最後のサービス運転を行います。
見えてきたのは、この井川線を作った全ての切欠とも言える井川ダムです。まずは下の流水調節施設から。

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ふと上を見ると、周りにはもう山しか見えません。ここはもう南アルプスの入口です。

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そして、堂々と聳える井川ダム。ここまでどっしりと構えていると、中部電力の底力を感じてしまいます。

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下には発電施設。ダム水の水圧を利用した、ダム式発電ですね。

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そして、最後のトンネルを通り抜けるとそこは終点の「井川」。65キロの旅の終着点です。

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長距離の運転、お疲れさまです。

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線路はここで途切れています。旅客運用はここまでです。

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井川駅から先にも続いている線路が駅舎の隣にあります。
この線路は井川ダムへと続いており、かつては堂平駅という貨物駅がありました。
現在は駅機能は休止しており、事実上の廃駅となっています。

このトンネルは「第二西山隧道」と呼ばれ、車両の夜間停泊用シェルターとなっており、
堂平駅側の坑口にシャッターが設けられていますが、線路はまったく寸断されていないそうです。
シャッターが設けられた東側坑口からは井川ダム展示館裏手に続く引込み線が存在しましたが、
すでに撤去されています。

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改札口から見た井川線列車。不思議な光景です。

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駅舎に入って出迎えてくれたのは、再び井川ちしろちゃん。今度は等身大で登場。
身長は私と同じくらい。車掌を担当しています。(という設定)

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( 「何でこの写真だけ画質良いんだよw」 ってツッコミはしないであげて下さいね)



では、大井川鉄道 最後の駅の外に出てみましょう。








第12回に続きますノシ