列車が2年ぶりに南リアス線走行 三陸鉄道が試験運転

第三セクター三陸鉄道（岩手県宮古市）は15日、東日本大震災で運休中の南リアス線（盛－釜石）のうち、

4月3日に運行を再開する大船渡市の盛－吉浜間（21.6キロ）で車両の試験運転をした。

東日本大震災から約2年ぶりに南リアス線に列車が走る光景が復活した。

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南リアス線で使用する全4車両を運行し、盛－吉浜間を計6往復した。

復旧工事が済んだ信号機や線路、鉄橋などの設備も点検、大きなトラブルはなかった。

南リアス線運行部の関係者は「2年ぶりに列車が線路上を走る姿を見て、やっとここまで来たかという思いだ。

運行再開に向けて万全を期したい」と話していた。