Wafty’s diary

情熱は止まらない 私達は進み続ける

タラちゃん、もう新成人なんだからその足音やめなさい

どうでもいいけどタラちゃんの足音を最初に
「スコルピプペピョン!!」と擬音化表記した人は秀逸だと思う。

では、本題。



「この列車は元住吉で急行列車の待ち合わせを致します…」

車内のアナウンスと共に扉が開く。
駅を出てしばらく歩くと、住宅街にその桜並木は現れる。

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元住吉は神奈川県川崎市中原区にある地域の一つ。
東京と横浜の中間くらいに位置し駅前には商店街、周りには住宅街が主に隣接する。
付近を流れる「渋川」には桜並木が連なり、住宅街の中であるにも関わらず花見に来る人は多い。

平日の昼間、12時を過ぎる頃。お年寄りや小さな子供連れの家族、
地元住人の花見客が大半を占めるなか、わざわざ遠方から来てカメラを桜に向ける人間がいた。
そこにはスーツ姿で一人、桜を様々な角度で撮るシュールな男の姿があった。
ていうか僕だった。

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――というわけで、

今回のテーマは桜よ、舞い上がれ -2014-と題しまして、
【元住吉 渋川沿いの桜】をご紹介します。

地元へ帰る前に少し時間がありましたので、
東急東横線元住吉駅付近にある有名な花見スポット「渋川沿い」を散歩しました。
ここは日本の桜・百選にも選ばれている場所だそうで、今が丁度見頃です。

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私は去年、東京の桜を六本木で見た思い出があります(過去記事参照)。
地元の桜も風情がありますが、都心で見る桜も実に見事なものです。
ここの「渋川沿い」の桜は、地元にとても愛されてるようで多くの方が見物に来ていました。
見事に咲き誇る桜並木に私も暫く見とれてしまいました。


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公園ではなく住宅街や街中に非常に近い所に咲いているせいか、
気が付くと無意識のうちに映画 『秒速5センチメートル』 の風景描写を思い出してしまい
心の中で「うわあああぁ」になりながらカメラを向けている自分がいました。
これで沿線が小田急ならホントに「うわあああぁ」ですね。天門さんのサントラ、脳内再生余裕でした。


東急東横線の沿線には「多摩川周辺」「綱島公園」「大倉山公園」など、
桜の花見スポットも多いのだそうです。

そんな中でもここは隠れた名所ですね。




桜前線ハ異常ナシ この枯れた身体は花のように 舞い上がれ
遠く遠くに見える 雲を眺めては目を閉じる

桜前線ニ異常ナシ この飢えた身体に日を浴びせ 立ち上がれ
広い広い空に 雲ひとつもない走り出せ さぁ

まだ花は少ないけど 少しずつでいい
枝を伸ばして 蕾を増やし 大地に根を食い込ませ
高く高く 咲き誇れ


― 「桜前線異常ナシ」 より ―




私が一番好きな花、それは桜です。
今年も立派に、そして綺麗に咲き誇ってくれました。

あの震災から3年、忘れたとは言わせません。
誰よりも今苦労しているのは、被災地の方々である事を忘れてはならないとつくづく思います。

桜はどんなに厳しい冬でも必ず春になれば咲く。
この桜のように日本も咲き誇る日々がきっといつかやって来る事を信じています。



日本よ、舞い上がれ。