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JR西日本、227系概要発表  広島地区に276両投入へ

JR西日本は19日、227系近郊形直流電車の概要について発表した。

広島地区で運行される115系などの置換えとして、山陽本線呉線可部線に投入される。
2014年度内に置き換えを始め、2018年度までに完了する予定。投入する車両数は
276両(3両編成64本、2両編成42本)
広島地区での新型電車投入はJR発足以来初めて。

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[写真] JR西日本が広島地区に投入する227系近郊形直流電車

最高運転速度は時速110キロメートルでステンレス車体
車内外とも「広島らしさを象徴する親しみを感じさせる『赤色』を基調とした色調」とした。
室内灯や車内表示装置、列車種別・行先表示にLEDを採用し、省エネルギー化を推進する。
また、客室設備として多機能トイレや車椅子スペースが設置されている。

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[写真] 227系の客室設備

227系では、鉄道輸送のさらなる安全性・安定性の向上をめざし、開発を進めてきた
「新保安システム」を初めて車両に搭載。車両にデータベースを登録することで、
従来のATSの機能に加え、さまざまな運転支援機能を実現できるシステムだという。
同システムは地上設備などの整備が完了し次第、順次使用開始予定とされている。
転台の計器類には速度計、圧力計などを新たに液晶画面表示するシステムを導入した。

安全対策として、脱線などを検知した際に自動的に緊急停止する装置のほか、
ドアに挟まった傘などを引き抜こうとした場合、
音声警報や表示灯によって運転士に知らせる機能を採用した。

その他、JR西日本の近年の新車でも導入している車両異常挙動検知装置や
先頭車間転落防止ホロの設置、衝撃吸収構造などの安全対策もすべて採用しているとのこと。


転載元: mynavi NEWS 2014/06/19 -JR西日本、広島地区に227系近郊形直流電車を投入-
ネタりか -JR西日本、227系の概要発表 - JR発足後初! 広島地区へ新型電車を276両投入-