Wafty’s diary

情熱は止まらない 私達は進み続ける

【あの日、何が起きたのか】 山口県周南市:記録 2014年3月14日未明に襲ったM6.2

2014年3月14日午前2時6分50秒頃、伊予灘震源とするM6.2地震が発生した。
震源の深さは78km、愛媛県西予市最大震度5強を観測した。
この地震により岡山県山口県でそれぞれ重傷者1人を出すなど6県で21人の人的被害、
そのほか建物被害や断水や落石などの被害も発生した。


ここでは当時の山口県周南市の様子を、改めて記すことにする。


地震発生時。
縦揺れと横揺れが混じったような揺れがゴーッと30秒ほど続いた。
15秒ほど過ぎたあたりで揺れが最も強くなった。幸い自分の家では物的被害は無かった。

地震発生直後。
揺れがおさまった後、しばらく何が起きたか分からなかったが、
外からゴーッと音がして事の重大さに気付く。窓を開けると空が真っ赤に染まっていた。

イメージ 1

上の写真は、地震発生3分後
下の写真は地震発生4分後に撮影したものである。

イメージ 2

近くの石油精製工場から大きな炎が上がっていた。
消防車のサイレンがたまに聞こえるのと地響きのような音がする炎が当時は不気味だった。
パット見、炎は凄いがこれでも当時、この時点では被害は無かったそうだ。
…だが、今見てもやっぱり何かしらの恐怖を感じてしまう。

当時、この出光興産徳山製油所・徳山工場の炎については、
フレアスタックが正常に稼働しているもので、火災等では無かったとのこと。


しかし後に、
この出光興産徳山製油所・徳山工場では、午前4時57分ごろにエチレン装置から火災が発生する。
午前5時11分に鎮火したがこの火災によりコンビナート配管によるエチレンやプロピレンの供給が
停止した。この影響で東ソー南陽事業所とトクヤマ徳山製造所の関連設備が停止する状態に陥った。

イメージ 3

後に、この地震伊予灘地震と呼ばれることになった。