??? 「お前!天体のメソッドに失礼だろ!」
わたし 「あ、それ “てんたい” じゃなくて “そら” って読むんだよ? いい作品だよね♪」
??? 「ぐぬぬ…」
というわけで、またFEM解析のお話。2回目!
Do you know FEM?
FEM…有限要素法(ゆうげんようそほう、英語: Finite Element Method、FEM)は
数値解析手法の一つ。解析的に解くことが難しい微分方程式の近似解を数値的に得る方法の
一つである。方程式が定義された領域を小領域(要素)に分割し、各小領域における方程式を
比較的単純で共通な補間関数で近似する。構造力学分野で発達し、他の分野でも広く使われている
手法。その背景となる理論は、関数解析と結びついて、数学的に整然としている。
私 「なるほど、分からん。」
とは言いながらも、この間からずっとこんな解析をする日々ですwww
ちょっとだけ、その内容をご紹介しましょう。お勉強、お勉強。
まずは、CAD (SolidWorks) で、こんなモデルを作ったとしましょう。
等分布荷重を受ける片持ち梁
さて、この時、材料の応力・変位・ひずみはそれぞれどのような分布を示すでしょうか?
FEM解析でシュミレーションしてみましょう!
◆応力
◆変位
きたきたきましたよ、レインボーロード(違
◆ひずみ
興味深い結果になりました。
こんな風に、ひずみ具合が分布しているんですね~
というわけで、一通り解析が出そろいました。ですが、今回はコレで終わるのは面白くないですね(笑)
次に、こういう状況を考えてみましょう。
“片持ち梁、等分布荷重の時に材料全体で等圧になるようにするには、どんな形状にすればよいか?”
答えは簡単。
等分布荷重を受けた時に“等圧強さ”になる片持ち梁
そう、三角にすればいいだけですwww
さて、この時、材料の応力・変位・ひずみはそれぞれどのような分布を示すでしょうか?
FEM解析でシュミレーションしてみましょう!
◆応力
にしても、先端がしなーって曲がる様子はシュールですねw
◆変位
単位換算を変えたせいか、やたら固定部付近が真っ赤な表示になりましたwww
◆ひずみ
面白い虹の架け橋だなぁ…www
ひずみ分布はさっきと逆の特性を示すようですね。
というわけで、ちょっとではございましたが、私が普段触れてる世界でございました。
ご観覧ありがとうございました。
それでは、また。